こんにちは!たけまれです。
先日初めてゴルフのタイヤ交換を行いましたが、これまで乗っていた国産車と比べメッチャ大変でした。
欧州車特有のボルトフィックスのせいです・・・
この記事を読むと分かること
- タイヤ交換に必要な道具
- 欧州車のタイヤ交換手順
- 欧州車と国産車のホイール固定方法の違い
欧州車(ゴルフ7)のタイヤ交換手順

欧州車のタイヤ交換手順は次の通りです。
- 安全に作業できる場所に駐車する
- 交換するタイヤを近くに準備する
- 輪留めをかける
- ジャッキを軽くあてる
- ボルトを軽く緩める
- ジャッキアップ
- ボルトを外す
- タイヤを外し、交換するホイールに付け替える
- ボルトを締める
- ジャッキを降ろす
- ボルトを規定の締め付けトルクで締める
この手順の中でポイントとなる部分を以降のページで解説します。
3.輪留めをかける
タイヤ交換は簡単な作業ですが、車体を持ち上げて作業を行いますので危険な作業です。
安全第一で作業を行うために、ジャッキアップの前に車体が動かないように輪留めをかけましょう。
前輪を交換する時には、車体が後ろに下がらないように
後輪を交換する時には、車体が前に進まないように
輪留めをかけておきます。
4.ジャッキを軽くあてる
ジャッキをジャッキアップポイントに軽くあてます。
タイヤのボルトを緩める前にタイヤを地面から浮かせてしまうと、ボルトを緩める際にタイヤごと回転してしまいボルトを緩めることが出来ません。
ですので、この段階ではジャッキを軽くあてておくだけです。
9.ボルトを締める
タイヤを入れ替えたら、ボルトを仮締めします。
この際に1本ずつガチガチにボルトを締めるのではなく、5本のボルトに均等にトルクがかかるように星を描くように段々と締めていきます。
1本ずつ締めこんでしまうと、それぞれのボルトにかかる力が均等にならず1本だけに負荷がかかってしまいます。最悪の場合破断につながることもあります。
11.ボルトの増し締め
ジャッキを降ろしたらボルトの増し締めを行います。
ゴルフ7に使われているボルトの規定トルクは 120 [Nm] なので、この値に設定したトルクレンチで締め込みます。
この場合も、5本のボルトにかかる荷重が均等になるように締めてください。
欧州車のタイヤ交換はなぜ大変なのか

欧州車と国産車との違い
欧州車と国産車ではホイールハブの形状が異なります。
欧州車のホイールハブにはネジ穴があり、ホイールをボルトで固定します。
一方国産車のホールハブからはボルトがはえており、ホイールはナットで固定されます。
国産車のタイヤ交換はこのホイールハブにあるボルトをガイドにして、ホイールの穴を合わせすべりこませるように位置をきめます。
ですが、欧州車では重いホイールを持ち上げながら、ホイールの穴とネジ穴の位置を合わせ、ボルトを挿入し仮止めする。という手順が必要になります。
ボルトを仮止めするまでホイールの位置が決まらないので、国産車に比べ大変なんですね。
私はタイヤ交換をすると、毎回腕が筋肉痛になります・・・
欧州車がボルト固定を採用している理由
DIYでホイール交換をするときは、国産車のようにホイールハブにボルトがある方が断然作業性が良いのですが、欧州車はなぜボルト固定を採用しているのでしょうか?
その理由を調べてみると、納得できる理由が3点みつかりました。
- 部品点数が減る(ナットが減る)ので、製造コスト減
- 部品点数が減るので、ホイールとハブの締結力が向上する
- ナットよりもボルトのネジ山の方が早くヘタるので、補修費が安い
特にに2つ目の「部品点数が減るので、ホイールとハブの締結力が向上する」なんて、アウトバーンがあるドイツっぽくて納得してしまう理由ですね。
こういった背景を知っていると、多少作業性が悪くても許せるような気がします。
自信がない人はプロに任せた方が良い
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